人生初の東北の旅~あたりまえがあたりまえではない幸せ~

日常

怒涛のように過ぎ去った11月。

実は、看護師のお仕事で東北、東京の旅に行っていました^^

島根県内の高校の研修旅行に看護師として帯同するお仕事でした。

大体保健の先生が同行していたと思うのですが、最近は、看護師を依頼されるようです。他の県内の高校のスポーツの大会でも、各高校持ち回りで保健の先生が出ていたのが、看護師へ依頼するようになったとある大会で先生が言われていました。コロナの対応などで、保健の先生も学校を空けにくいのかもしれません。

ということで、4泊5日の東北、東京の旅へ同行するお仕事。私としてもこのようなお仕事は初めてで、楽しみ半分、心配半分な感じでしたが、結果、大きなトラブルもなく、無事行って帰ってこられて、楽しませてもらってとてもよい経験をさせてもらいました。

旅費は全て負担いただけて、日当もしっかりいただけるお仕事^^こんなにいいお仕事はありません♡

初日は、島根県内で玉造温泉に宿泊。翌日、出雲空港より仙台へ飛びました。

私、何気に初仙台。牛タン食べたい!と思ってたら、お昼のお弁当が牛タン弁当でした♡ホタテも大きくて、なんといってもお米が美味しかった!!(牛タンじゃないんか!)添乗員さんも高校生の旅行で、こーゆうお弁当はなかなかないですよ♡っておっしゃってました^^

その日は、東北芸術工科大学へ。学生さんたちは、この日に向けてプレゼンの準備をしてきていて、大学生や大学の先生の前で発表をされていました。私も、「で、あんただれ?」状態で教室に座って聞いてました(笑)

途中、大学の学科長の先生に「先生ですか?」と声をかけられ、「看護師です」って話から、なぜかガーっと粉の話になり、先生がガーっと粉が商品になっていくまでを大変興味を持ってくださり、ちゃっかり名刺とパンフレットを渡すというほんと、何しに来たん?です。(笑)

というのも、こちらの大学、「芸術」というだけあって、商品デザインなどの展示がしてあって、私としてもとても興味深くて楽しませてもらったのです。

そしてこの大学。めちゃくちゃおしゃれ!!!どこもかしこも、カフェみたい♡こんなところで大学生活送れたら最高だってとこでした^^

キャンパス内にこんな素敵な場所♡

夜は、仙台ヒルズホテルへ。今回の旅、どこもお部屋がツインで準備してくださり、とても綺麗&快適でした。

3日目は、気仙沼へ。あのテレビで見ていた東日本大震災の地に立ってみると、テレビで見ていたのとは違う感情がわきます。

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館

きっと、今回のような旅でなかったら、一生来なかったかもしれません。海がすぐそこに見えそうな場所にあった宮城県気仙沼向洋高校の校舎が今も保存され、そこが伝承館となっています。

校舎の4階まで津波が押し寄せて、冷凍倉庫がぶつかって壁がえぐれた跡が、生々しく残っています。校舎の中も語り部さんとともにあの日のまま保存されていました。画面を通してみるのと、実際にその場に立って自分の目で見るのとでは、全く違います。

あの日も、今この瞬間のように、一瞬前まではあたりまえの日常がそこにはあった。あたりまえの日常があったその場所。日常の面影がありながら、震災の爪痕が共存するその場所に何とも言えない感情でした。

校舎の中に挟まったままの車やがれき(“がれき”とは言わないようです。一瞬前までは誰かの大切ななにかであったという意味で津波遺留品というらいしいです。)、語り部さんの案内とともに見学して回りました。

個人の旅行ではなかなかできない体験です。自分の時の修学旅行も、いろんな戦争の跡地などの見学ばかりで、ややまたかという感じだったんですが、その貴重さが今になってわかりました。

校舎を周ったのちに、観た階上(ひさかみ)中学校の卒業式の映像で、卒業生代表の男の子の言葉に涙が溢れて止まりませんでした。

本当に、「あたりまえ」って「あたりまえ」じゃないんだなって改めて思いました。そして「あたりまえ」がいかに幸せなことかも。子供にギャーギャー言われ、怒り、騒ぎ、もう嫌だわ…って思う日常がどんなに幸せかって、子供達に会いたくなりました。

その後は気仙沼の市場や町を地元のガイドの方とともに、復興の様子をテーマごとに分かれて見学&ディスカッション。そして、例のごとく、私も「あんただれ?」状態で付いて回る(笑)。たまたま同行したグループが、震災後の気仙沼に移住して起業している方たちのお話で、私としてはとても興味深く話を聞いていました(ちゃっかり参加)。

4日目は朝の新幹線で東京へ!!!この日は一日、学生さんたちは自由行動!夜ご飯も済ませてホテルに帰ってくるという日程で、はて?私はどうするかな?と思ってましたが、密かに私、日比谷しまね館でお取り扱いいただけるようになったガーっと粉をこの目で見に行きたいと思っていたのです。さらに。ゲッターズ飯田さんがここさえ行っておけばいい!!という「小網神社」にも行きたいと思っていたのです。(密かにしてはちゃっかり計画的笑)

先生方と連絡が取れるようにして、私も自由行動^^その前に、ちゃっかり!?先生たちにガーっと粉の説明をして笑、先生方も食べてみたいと言ってくださったので、日比谷しまね館でガーっと粉とガーっと粉ふりかけをセットでお遣いしてきました(笑)

日比谷しまね館って、有楽町にあって。有楽町ってそんなに知らないけど、なんか都会じゃない!?こんなところに自分の商品がある感動。こちらも実際に目で見れて、商談でお会いした店長さんや担当の方にもお会いできて、どんな方が買われるのかなどなど聞けて良かったです^^

ここに行けば、島根の美味しい物全部そろうってぐらい揃ってました!他の企業さんのパッケージや商品もほんと、勉強になるので、それもじっくり見させていただいて、ちゃっかりお遣いも済ませて日比谷しまね館をあとにしました。

実は、日比谷しまね館さん、ガーっと粉とふりかけを結構ないいペースで発注いただいてて、正直驚いています。どこか、「知ってくれている人しか買わないだろう」という思い込みもあったので、初めて見た方が買ってくださっているであろうことが嬉しかったですね^^

そしてそして、小網神社へ!!!

遠くに小網神社が見えた瞬間、人の列!!やっぱり人気なんですね。

建物の間にある小さな小さな神社です。第二次世界大戦の出兵の時、ここに参拝した兵士はみな生きて帰ってきたことから、最強の神社と言われているようです。

しっかりじっくり参拝できて大満足!^^

せっかく数年ぶりの東京だし、もっと東京満喫したかったけど、この都会感と人の多さにぐったり疲れ、、一足お先にホテルにチェックインさせてもらって休みました。

翌日は羽田空港から帰路へ。最後、水木しげるロードでお昼ご飯を。最後までちゃっかり楽しみました(笑)

このお芋のアイスがめちゃくちゃ美味しかった!!

最後、学生さんたちを見送り、任務終了。無事に終わってホッとしました。

学生さんたちもみんな素直でかわいくて、どうしたらこんな子に育つの!?ってみんなの親に聞いて回りたいぐらいでした笑。先生方もおおらかで学生さんたちとも距離が近くて、一緒に旅をさせてもらってとても居心地のよいみなさんでした。

もうほんと、何も特にするでもなく、ただ、観光している私。「何もしてなくてすみません」って感じだったんですが、先生が「勝部さんが何もしないのはいいことなんですよ」って言ってくださり。そっか!そうだよね!!と思って、一緒に楽しませてもらいました。

コロナの感染者数も増えている時期だったので、発熱などあれば困っちゃうなとも思っていましたが、そんなこともなく、私自身も体調を崩すことなく、無事終えられたのが何よりでした。

出発前から、今熱を出すわけにはいかないとプレッシャーは結構なもので^^;

直前で行けなくなりましたは、あまりにも迷惑すぎるって。

普段できない体験をさせてもらって、その上お給料までもらえて、とても楽しいお仕事でした。

改めて、働き方って色々あるなって。看護師だからと病院だけが仕事ではないんですよね。健診のバイトもだし、こういう仕事も、知らないだけで、世の中には、「こうじゃなきゃ」の外にはたくさんの可能性が広がっているんだなと思いました^^

貴重な機会をいただけた、高校のみなさん、ナースセンターさんには感謝でいっぱいです。有難うございました^^

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